HubspotからSalesforce移管で簡易CDPを構築 LTV最大化した営業管理ノウハウを大公開
250%成長!!コングロマリット型SaaSサービス「DMM チャットブースト」とは
REHATCH(鈴木): 弊社で支援させていただくに至った背景にはどのような課題があったのでしょうか?
DMM(てよん様): そうですね。弊社はChatboost for EC、店舗、GEO、Starboost、IGboostなど複数サービスを展開しておりまして、営業プロセスが複雑化し、それぞれのサービスにおけるパイプライン管理の方法が異なるため、データが分断してしまうという課題がありました。 その結果、アップセルやクロスセルの提案機会の創出が困難になり、さらには問い合わせ企業に対しての重複アプローチという問題も発生していました。その課題解決のため今回ご相談させて頂きました。
REHATCH(鈴木): なるほど。複数のサービス間でのデータ分断や営業プロセスの複雑化によって発生する問題は、確かに事業成長の大きな障害となりますね。課題の解消に向けては、統一されたデータ管理システムと効率的なパイプライン管理が不可欠ですね。
1年に渡るHubSpotからSalesforceへの大規模移管
REHATCH(鈴木): 今回、HubSpotからSalesforceへの大規模移管をご支援させていただいたと思いますが、具体的な規模を改めて教えていただいてもよろしいでしょうか?
DMM(てよん様): 関係部署は10以上、プロジェクトメンバーは10名の大規模プロジェクトになり、500以上の項目、数十万件のデータ移行の支援をして頂きました。さらに、よりアップデートした新規業務プロセスの構築まで1年で完了していただきました。
簡易CDPで実現する売上最大化組織の作り方
REHATCH(鈴木): 今回のプロジェクトで売上最大化を目的とした際に、簡易的な※1CDPのようなものを構築したいというご要望をいただいてましたが、具体的な内容を教えていただいてもよろしいでしょうか?
※1CDPは、「カスタマー・データ・プラットフォーム」の略称、自社の顧客の情報を蓄積し、さまざまな形で活用するためのもの。
DMM(てよん様): 簡易CDPを構築することによって、顧客データを集約・分析することで、顧客一人ひとりに最適化されたサービス提案を実現したいという要望を伝させていただきました。 具体的には、顧客がこれまでに利用したチャットブーストのサービスデータを基に、彼らの興味やニーズに最も合致する別のサービスをレコメンドすることで、アップセルやクロスセルの機会を最大化したいと考えておりました。
また、CSが顧客にサポートする際に顧客ごとの利用状況に合わせた支援内容をカスタマイズすることで、顧客満足度の向上にも繋がりました。
実装難易度が非常に高い要望だったのですが、見事にREHATCHさんに実現いただき、結果としてLTV(顧客生涯価値)の最大化、ロイヤルカスタマーの創出、そして大型アカウントの育成に貢献できています。
REHATCH(鈴木):ありがとうございます。簡易CDPを構築し、顧客データの集約・分析、さらにはレコメンドロジックの構築までさせていただき、身が引き締まるプロジェクトでもありましたが売上最大化に繋がっていると聞けて嬉しい限りです。 様々なサービスが複数存在している中で、あくまでSalesforce移管、CDP構築は売上を最大化するためのスタート地点に過ぎないと考えております。これらの基盤構築の先に今後目指して行きたい世界観を教えていただけますでしょうか?
コングロマリット型SaaSサービスの今後の展開
DMM(てよん様):ありがとうございます。おっしゃる通り、今回の基盤構築プロジェクトはコングロマリット型SaaS企業の売上を最大化するためのスタート地点に過ぎないと考えてます。 今後はこれらの基盤を活用して、100名近くいるセールスチームとの密な連携、マーケチームとセールスチームの横断したKPI管理、CSチームのアップセル/クロスセルの大幅な受注率改善など各部署の組織に対して大きなプラスになるような影響を出していきたいと考えております。結果として受注した顧客のLTV最大化、解約率の大幅低下やプロダクトのさらなるアップデートに繋げることができればと考えてます!
REHATCH(鈴木):ありがとうございました!弊社としてもさらなるDMMチャットブースト様の成長に貢献できるよう支援させて頂ければと思います。
お問い合わせ